クルマ選びの基準を考えよう

中古車若者のクルマ離れ、なんていう様に言われてもう久しいものですね。確かに現代において車というのは、必ずしも必需品ではないものになってきているということが出来るのではないでしょうか。というのも、やはりインフラの整備が車の全盛期に比べてかなり進んでいるというのが、その最大の理由なのではないかと思います。電車やバスなどの公共交通機関の整備が進めば、進む分だけ、個人において車を所有する意味そのものが薄まっていくというのは、これは疑いようもなく当然の流れであるということが出来るのではないでしょうか。それに加えてもう一つ問題となっているのは、やはり金銭的な問題なのではないかと思います。車の全盛期であった今でいうところの、あまりいい言葉ではありませんが、便宜的にいうならば団塊の世代の人々というのは、今の世代の若者に比べると遥かに多くのお金を持っていたということが出来るでしょう。それは収入自体が多かったという意味でもあり、同時に他のものに費やすことが少なかったという相対的理由から来る余剰金の多さであったということもできるでしょう。
その時代は現代に比べて、遥かに娯楽が少なく、その選択肢というのも狭かったため、殊更男性であるのならば、とりあえず趣味は車、という人は少なくなかったのではないでしょうか。現代の多様な娯楽や、インフラ整備の整ってしまった時代において、車を持つということにはどのような意味があるのでしょうか?過去にあったような不便さというものもなく、車に走らなければならない程の選択肢の狭さもありません。当然、一時期に蔓延していた、いい車を持っていないオトコに対する女性の偏見というのも薄まっているということが出来るでしょう。最早AT限定を恥ずかしがる時代でもなくなったというのは、良いことでもあり、反面で車を愛する人にとっては寂しいことなのかもしれませんね。さて、ではそんな、収入が減少し、他に使い道が産まれたために車に費やされる金額が減少した世界において、車を持つのであればどういう条件が求められるのでしょうか?その最大のポイントとなるのは、やはり低価格で買い求めることが出来る、ということなのではないでしょうか?少なくとも、本当にクルマが好きな人を除いては、高額な車を、それも新車で買うというようなことはまずもって滅多にないことになってしまったのは間違いありません。そのため、その時代においては考えられないことかもしれませんが、現在の人というのは、それほど新車や高級車であることには拘泥しない傾向にあるということは、まず間違いなく言えることではないでしょうか?
さて、そうなってくるとやはり隆盛してくる業界があるでしょう。皆さんもお察しの通り、中古車業界です。新車や高級車が売れないのは、その大きな問題が価格にあるのです。中古車は当然新車に比べれば安価で買い求めることが出来るのですから、車に対する興味の薄まりつつある現代においても、やはりその意味は大きいという事が出来るのではないでしょうか。しかしながら、中古車を選ぶというのは、ある意味では新車を選ぶよりも難しいことです。中古車に関しては、その情報や合致する条件を、自分でしっかりと考えて買い求めなくてはいけないのですから、知識不足で行うと思わぬ失敗を招いてしまうということも、十分考えることだということができるでしょう。そこでここからは、そんな失敗しがちな中古車の選び方について、いくつかのポイントから紹介していきたいと思います。良い車とはどういうものか、それを見極めることが、クルマ選びの第一歩となってくれることでしょう。

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